日本人の国民病とも言われている花粉症ですが、発症してしまうと毎年ツライですよね…。中には年中花粉症の症状に悩んでいる人も数多く存在しています。

そんなツライ花粉症とは、一体どのようなメカニズムで起こってしまうのでしょうか。今回は花粉症のメカニズムについて説明していきます。

花粉症とはそもそもどんなものなの?

花粉症とは主にスギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状です。“季節性アレルギー性鼻炎”とも呼ばれています。

花粉症の患者さんは年々増えていて、現在日本人の約25%が花粉症だと言われています。特にスギ花粉症の患者が増えていて、その原因は戦後に植えたスギが大きくなり花粉を飛散させている為だと言われています。

主な原因

スギ(2~5月)、ヒノキ(3~5月)、イネ(5~9月)、ブタクサ(9月)など

花粉症の症状

連続したくしゃみ、サラサラの鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽさ

どうして花粉症になるの?ポイントは免疫抑制遺伝子!

同じ空気を吸っているのに花粉症を発症するひと、しない人がいるのはなぜでしょうか。花粉症は体の外から侵入してきた花粉に対して、体内で“IgE抗体”が作られるために起こる症状です。

IgE抗体が作られるかどうかは、遺伝によってきまっているそうです。最近では、遺伝以外にも食生活や生活環境もIgE抗体が作られることに関係していると考えられています。

そして、IgE抗体が作られることを抑える遺伝子“免疫抑制遺伝子”を持っているか、持っていないかがポイントになります。免疫抑制遺伝子を持っていない人は、IgE抗体が作られると抑えることができず、花粉が入ってくる度に症状が現れてしまうのです。

しかし、IgE抗体を持っていても発症しない人もいます。

花粉症は治らないのか?

花粉症は一度発症してしまうと、ほとんど治らないと言われています。なぜなら原因が“体質”だからです。治らないとは言いますが、アレルギー体質を改善する努力をすることで、花粉症の症状を和らげたり、うまくいけば完治することもあるそうです。

花粉症体質を改善したいなら!

では、具体的にどういった体質改善策があるのでしょうか。まず食生活を見直しましょう。栄養バランスの良い食事を規則正しく摂れていますか?ヨーグルトなどの乳製品に含まれる乳酸菌の中には、腸内環境、免疫バランスを整えてくれるものがあります。

花粉症は免疫バランスが崩れることで起きると言われているので、整える効果のある乳酸菌は症状を和らげたり、体質改善に効果が期待できます。

そして、適度な運動も花粉症やアレルギー体質に効果があると言われています。花粉症の人が外で運動をすると、花粉を吸ってしまい症状が悪化することもあるので、気を付けましょう。

室内でできる運動(ヨガやラジオ体操、筋トレ)でも良いそうです。運動をして体力をつけることも免疫をあげることに繋がります。

まとめ

花粉症とは侵入してきた花粉に対して、体がIgE抗体を作ってしまうことで発症するアレルギー症状です。免疫抑制遺伝子を持っていると、IgE抗体を抑えてくれるので症状がでにくい。

またIgE抗体が作られる原因には食生活や生活環境も影響しているので、これらを改善することがアレルギー体質の改善にもつながります。免疫力を上げる体力をつけるなどの健康維持に努める事が、花粉症の予防対策としても効果が期待できるのではないでしょうか。