便秘といっても様々な種類があり、症状も解消法も違うって知っていましたか?自分の便秘のタイプを知って、タイプに合った対応をすることで便秘を解消することができます。

そこで便秘のタイプと症状別の改善方法についてまとめてました。

便秘は大きく分けて2タイプ

便秘には、まず「機能性便秘」と「器質性便秘」に分けることができます。「機能性便秘」とは、主に生活習慣による大腸の動きが原因で起こる便秘の事です。

もうひとつの「器質性便秘」は大腸の形の異常や傷など大腸の病気が原因で起こることが多く、医師の診察と治療をうける必要があります。主に吐き気、嘔吐、発熱、激しい腹痛、便に血が混じるなどの症状が起きます。

機能性便秘は、さらに4つに分けることができます。

機能性便秘を4つに分類

1.弛緩性便秘

弛緩性(しかんせい)便秘、腸の動きが悪くなり起こる便秘で、日本人に最も多いのはこのタイプの便秘と言われています。排便時に必要な腹筋が弱かったり、無理なダイエットの影響で筋力が低下していることも原因になる為、特に女性や高齢者に多い便秘です。

症状の特徴は、腸の中で有害ガスが発生してしまい、お腹が張ること、水分が足りずに便が黒っぽくコロコロしています。また、有害ガスや老廃物質の影響で、肌荒れが起こることもあります。

2.痙攣性便秘

痙攣性(けいれんせい)便秘、名前の通り腸が痙攣してしまい便が通れなくなって便秘になってしまいます。ストレスや生活環境などの影響で自律神経が乱れて腸の動きが過剰に起こってしまいます。

動きすぎて便秘になってしまうって意外ですよね?この痙攣性便秘は便が出ないのに加え、下痢も起こってしまうのが特徴です。便秘と硬くコロコロとした便、下痢が交互に起きて、下腹部に痛みを感じます。
  

3.直腸性便秘

便意をガマンしている人や便秘薬を常用していると、刺激に対して直腸が反応しなくなって便秘になってしまいます。大腸ではなく、直腸付近に便が溜まったままでてこなくなってしまいます。

便意を感じるのだけれど、トイレにいっていきんでも出ない、出ても残便感があるのがこの便秘の特徴です。直腸で便が溜まると便が太くなってしまい、さらに水分を失って硬くなると排便時に痛みや違和感を感じます。

直腸性便秘はクセになりやすく、長時間腸内に溜まっていた便は腐って有害なガスや発がん性物質を発生させてしまい、大腸がんを発症してしまう危険があります。

4.食事性便秘

ダイエットなどで食事の量を減らしたり、食物繊維が不足するとなりやすい便秘です。痩せるために食事を抜いているのに、便秘になっては逆効果ですよね。

食事の量は多すぎてはいけませんが、バランス良く適量を食べることが大切です。また、朝、忙しくて朝食を抜くことも腸が動かずに便秘になりやすいと言えます。

それぞれのタイプ別解消法

弛緩性便秘は適度な運動、下剤の使用頻度を減らす、不溶性食物繊維を摂るように心がけましょう。

痙攣性便秘と直腸性便秘は、共通して水分を摂ること、水溶性の食物繊維を摂ることがポイントです。特にご飯を食べると良いです。ご飯は水分を含んだまま大腸まで届き、便を軟らかくしてくれるんですよ。

硬い便がたまっているので便の量を増やしてしまう不溶性食物繊維は逆効果です!痙攣性便秘の場合は、過剰に動いている腸を刺激しないように、便秘薬は飲まないようにしましょう。

また直腸性便秘も便秘薬は辞めましょう。直腸性便秘の時は、大腸でなく、直腸で便がたまっているので、便秘薬は効きません。

4つめは食事性便秘です。これは原因である食生活を見直すことが便秘解消になります。極端なダイエットは行わずに、バランスやカロリーを考えて3食キチンと食べましょう。

最後は器質性便秘。これは病院を受診して原因を調べてもらう必要があります。器質性便秘の原因となる病気には、大腸がん、腹膜炎、腸閉塞、腸ねん転、潰瘍性大腸炎、子宮筋腫があります。自己判断は難しいので、診察をうけて治療しましょう。

まとめ

便秘には、さまざまな種類があり、症状も解消法もそれぞれ違っております。便秘=食物繊維を摂取すれば良いという訳ではなく、食物繊維にも種類があるので注意しなければ逆効果になることもあります。

器質性便秘は原因が病気で、診察治療をうける必要があります。たかが、便秘ではなく、恐ろしい病気が隠れている場合もあるので注意しておきたいですね。もし不安であれば、病院へいって相談することをオススメします。