便秘になったら、食物繊維の多い食品を摂るようにしているという方が多いと思いますが、なんとなく食材を選んでいませんか?偏った食材や食物繊維を摂っていると便秘解消どころか、逆に悪化させてしまうことがあるそうです。

では一体なにをどう気をつけたらいいのでしょうか。そして本当に食物繊維は便秘解消には効果を発揮しないのか。

食物繊維の摂りすぎは禁物

便秘解消の為にと食物繊維を一生懸命摂っていても、摂りすぎは逆効果です。食物繊維を摂りすぎると、便秘を悪化させてしまうことがあります。

食物繊維といっても2種類あるのを知っていますか?水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。この2種類の特性を知って、バランスよく摂取することが便秘化しように繋がります。

不溶性食物繊維の摂りすぎは便を硬くする!

水分を吸収して便の量を増やす、腸のぜん運動を促す働きをするのが“不溶性食物繊維”です。水不足でコロコロした硬い便がでるタイプの便秘の方は、水溶性食物繊維を多くとると、硬い便の水分をますます吸収してしまい、便秘が悪化することがあるので注意です。

また、摂りすぎると腸内運動が盛んになりすぎて下痢を起こしてしまったり、必要なミネラルまで外へ出してしまうので注意しましょう。不溶性食物繊維を含む食品には、大豆、ゴボウ、小麦、イモ類、きのこ類などがあります。

食物繊維を摂らなくてはと思ってゴボウを積極的に摂る人も多いのではないでしょうか?不溶性食物繊維は、便のかさを増して腸の運動を促すということを頭に入れておきましょう!

腸の運動が元々弱くなっている高齢の方などは、食物繊維によって、もともと詰まっていた便のかさが増えて、ますますでなくなってしまったなんて事例もあります。便を軟らかくしたいなら水溶性食物繊維を摂りましょう!

1日の食物繊維摂取目標は20g!

便秘解消の為には1日に食物繊維を20g摂取すると良いと言われています。食物繊維20gとはどのくらいの量でしょうか?

納豆でいうと1パック50gに3g程度、ゴボウは200g(1本)に12g程度1つの食品から食物繊維を摂ろうとすると結構な量を食べなくてはいけません。ゴボウ2本も食べられません!また、食物繊維の種類も偏ってしまいます。

食物繊維を上手に摂るには、いろいろな食材を少しずつ沢山使う事が大切です。和食にすると、バランスよく食物繊維を摂りやすいです。

ダイエットの為にご飯を抜くという女性が多いと思いますが、ご飯は水溶性食物繊維を含み、便を軟らかくしてくれる効果があるので便秘解消に効果があると言えます。

まとめ

食物繊維をたくさん摂れば便秘解消するという訳ではなく、摂りすぎると下痢になったり、逆に便秘を悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。自分の便秘のタイプを知って、2種類の食物繊維をうまく利用したいですね。

また、一つの食品から摂取しようとせずに、いろいろな食材を合わせてバランスの良い食事を摂ることで、自然に2種類の食物繊維をバランスよく摂ることができるのではないでしょうか。